「デフレ」とはデフレーションの略で、供給が需要を上回る状態の事をいい、一般にインフレーションが需要の超過から物価上昇を招くのに対して、デフレの下では、物価が下がります。
このデフレには消極的な側面があり、
 物価下落 ⇒ 売上減少 ⇒ 資金・雇用悪化 ⇒ 消費減少⇒ 物価下落 ⇒ ・・・
という連鎖、いわゆる『デフレスパイラル』が発生し、経済が縮小していく危険性があることです。

 最近の景気低迷におきましても、物価の下落傾向が指摘されており、デフレ循環に入ったとの見方も出てきています。

しかし、ここへ来て、値下げ ⇒ 売上増加 ⇒ 利益増加という戦略的図式を武器に展開している企業も出てきました。

マクドナルド、牛丼の吉野屋などの外食チェーン業界で価格競争が見られたり、100円ショップが数多く現われてきています。

これらの企業が成功している理由としては、コストダウンや効率化を通じ、商品価値や企業価値を高めている結果であると考えられます。

このように、消費が成熟してきている今日においても、消費者は価格にシビアになる反面、欲しいものを購入しており、結果として、利益を出している企業が存在するわけです。

 売上げが多く上がってもお金が残らなければ、企業は勝ち残れません。

このような経済状態だからこそ、経営のトップ自らが厳しく律し、経営の改革に取り組み、さらには目標達成に向けて率先垂範して行動することが、ますます強く求められてきています。

2001.10.01
moritax.com-editor 税務コラム